芳村石材店 芳村石材店

石建築

石建築
祇園 花見小路 石畳

伝統文化の礎を築く

古来より石は、社寺や数寄屋をはじめ、
伝統的建築物を支える基壇や柱石、床石などに多く使われています。

また、境内の参道や階段、石積み、鳥居や玉垣など、
日本の伝統文化の礎を築く素材として、
石は重要な役割を担っています。
私たちは京都の石屋として、伝統的建築物の新築や修復、
さらに文化財や宮内庁に関わる石工事も行ってまいりました。

今はその経験を活かして、時代にあった新しいカタチを提案し、
百年後も残る伝統文化としての石建築に取り組んでいます。

石建築の種別

神聖な場を形づくる鳥居、玉垣、基壇など、幅広い石材工事をお手伝いさせていただいています。
確かな技術とクレーンなどの大型重機を駆使し、長年の経験と実績でお応えいたします。

石建築で使われる石種

建築に使用される石材には、御影石や大理石など国内外に多様な種類があります。
色や質感のお好みに合わせて、使用するシーンや用途によって最適な石をご提案します。

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文化財修復の取り組み

石の文化を遺し、次代へつなぐ。

京都の神社や寺院には多くの文化財指定の建造物があります。老朽化した建物は解体修理のため土台から上げ、基礎石や基壇石等を据え直します。古い石を再利用したり、新しく製作する場合は国産の石を用いて、既存の石目や仕上げに合わせた加工をします。文化財保護の専門家の指導を受けての作業です。平安期の五輪塔や開祖墓、明治期の石橋や記念碑の移設や修復など、歴史的価値が高い石造物の保護にも取り組んでいます。

受注から完成まで


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01.ヒアリング

はじめに、お客様が石造品を製作する意図や目的、解決したい課題をお伺いします。完成のイメージや写真があれば、お持ちください。具体的な大きさや、完成予定日、ご予算など、丁寧にヒアリングを行います。


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02.現地の実測・調査

施工予定地の広さ・高さ・地盤の状態・搬入経路・使用可能な機材などを、現地での実測調査を通して入念に確認します。施工条件によって手間が変わるため、職人も交えて、想定されるリスクなどを事前に打合せます。


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03.基本プランの作成

ヒアリングした内容を踏まえ、独自で調査を行い、イメージを具体化させます。過去の施工事例も加味し、それらから抽出されたエッセンスを基に、複数のデザインラフを描き、新たなプレミアム性を加えた基本プランを作成します。


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04.図面制作

デザインを実寸法に合わせて図面化。形状や施工に無理がなく、安全で耐久性に優れ、使い勝手の良い石づくりを第一に考えます。加工や施工技術者の声も参考にブラシュアップさせ、アイデアや重要なポイントを書き込み、具体的で分かりやすい図面を作成します。


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05.プレゼンテーション

作成した各種図面と関連の資料を基に、企画案をご提案致します。使用予定の石の仕上がり見本と共に、お見積り内容をご説明します。プレゼンテーションを通して確認や修正を行い、より的確な石造計画を練り上げます。


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06.ご成約

石像計画案の決定後にご成約。通常、最終お見積り金額の約3分の1をお手付金として頂戴しております。


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07.石材選出・加工作業

最終図面を基に、パーツごとの加工図面が作成され、寸法と仕上げについての細やかな確認を終えて、加工作業が始まります。これに先行して、石材の選出も行われます。加工の途中においても、写真チェックや仕上がりの確認を随時行い、慎重に作業が進められます。


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08.検品

工場から弊社に届いた石材は、全て梱包から出して、最終検品を行います。石材の欠けや加工間違い、汚れ等を念入りに確認し、問題が発覚した場合は、迅速に対応します。


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09.施工

いよいよ施工。現場では、「安全第一」に徹し、工事を進めます。現場の状況によって、急な変更が必要となることもありますが、臨機応変に対応します。


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10.完成・お引渡し

完成した石造品をお客様にお引渡し。お取り扱いの注意点などをお伝えします。後日施工工程の写真をまとめた現場ファイルをお渡しすることもできます。