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インパラブラック(南アフリカ共和国)

耐水性・耐熱性が高く、幅広い範囲で使用できるインパブラック

インパラブラックは、南アフリカ共和国原産の黒御影石です。
インパラブラックは別名、ラステンバーグとも呼ばれます。産地であるラステンバーグ市は、標高が高い都市で、鉱物資源が豊富なエリアです。御影石以外にも、ニッケルやクロムなども産出されています。

インパラブラックは、「ブラック」とは言いますが、真っ黒ではありません。色の濃淡にばらつきがあり、真っ黒の部分もあれば、茶色っぽい斑点や白い斑点、灰色の反転などがあります。
仕上げによっても色は大きく変化し、本磨きが一番黒味が強いですが、水磨きになると、少し茶色がかった黒色になります。バーナー仕上げになると、かなり灰色が強くなり、若干緑色の色調も感じられます

基本的には、本磨き仕上げと、ジェットバーナー仕上げが多いです。本磨き仕上げは、年月が経過しても光沢が落ちにくいので、外装材に適しています。ジェットバーナー仕上げはザラザラしているので滑りにくく、床材に安心してご使用いただけます。

建築の内外や、屋外の石造品など、様々な場所で使用することができます。耐水性や耐熱性も高く、酸やアルカリの科学作用にも耐性があるので、幅広い範囲で使用できる、人気の石材です。

インパラブラックを使うときの注意点といえば、先述した色の濃淡のばらつきです。自然由来のもののため、柄の入り方が均一ではありません・床などに使用する場合は、色や柄の合わせに注意する必要があります。
とはいえ、場所を選ばず、埋蔵量も多いインパラブラック。様々な場面で高級感を演出してくれる、人気のある黒御影石です。

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