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石建築

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日華石(石川)

暖かみのある風合いの日華石

日華石は石川県小松市で産出される石材です。
白山の火山灰が堆積してできた凝灰岩が日華石です。
暖かみのあるその風合いは、木造建築とも非常によく合います。
日華石を用いた建築物はたくさんありますが、国会議事堂の主要内装材のひとつとして使用されています。別称「観音下(かながそ)石」とも呼ばれています。

日華石の特徴はその黄土色の石色です。
石質は軟らかく、多孔質で比較的軽く、火にも強いです。そのため、ピザ窯や、茶室の囲炉裏にも用いられることがあります。

石質の軟らかさから加工がしやすいため、建築材はもちろんのこと、遺跡復元用にも使われるそうです。
カビが生えることなく、湿気も受けにくいため、復元材料に用いられたのだとか。例えば、奈良の平城京の修復にも使用されています。

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