諫早石(長崎)
上品で柔らかい印象の諫早石
諫早石(いさはやいし)は宮崎県諫早市周辺で、4000万年前に形成された地層から産出される硬質砂岩です。
色幅がブルーグレーからライトイエローまであり、上品で柔らかい印象を与える素材です。
加工がしやすく吸水力に優れるため、長崎県内では古くから建築材料として使われていました。
重要文化財に指定されている眼鏡橋は、およそ28,000個の諫早石を使用して約150年前に建造されました。
その他にも長崎ではオランダ坂やグラバー園の石畳などにも使用されています。