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石建築

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白河石黒目(福島)

素朴であたたかみのある落ちついた石色の白河石

白川石は福島県白河地方で産出される安山岩質凝灰岩です。石質の硬い黒目と、やや柔らかい白目の2種類があります。
素朴であたたかみのある落ちついた石色と、耐久性と耐火性に優れ、加工がしやすい点から建造物、墓石、住宅外構、灯篭、土木建築用材として幅広く使われてきました。
400年以上の歴史を持ち、白河小峰城の石垣や京都・桂離宮の石橋、中山義秀記念文学館(側壁)にも使われています。

強度があり、コンクリートとの相性も良いことから建物の外壁として使用できます。表面をビシャン加工や割肌仕上げにすることにより、柔らかな質感の石使いができます。
日本の風土に合う、落ち着きある雰囲気を醸し出す石材で、時が経つほど味わいが増すのも、凝灰岩ならではの魅力です。

生成の主要因は、100~700万年前頃の会津地方の爆発的噴火による火山灰・火砕流で、埋蔵量数千万トン以上とも言われており、今後も安心して使える石材といえます。

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