想いをカタチにする、
石茂の力。
あなたの想いを具現化する考える力

私たちは、形だけの石造りはしません。何よりもお客様の“想い”を一番に、石で造ることの意味から考えます。
石造品の歴史や文化、宗教などの社会的背景をふまえて、石と人との親和性・使いやすさ・耐久性・維持管理の課題・コストなど。多くの可能性とリスクを広く、具体的に考え、最適な石造品のカタチへと導きます。
お客様との対話と現地調査を軸に、デザイン画や図面を作成。企画資料と予算書を含めてご提案。お客様のあふれる“想い”をカタチに。石の専門家としてお応えします。

加工から施工まで一貫した進める力

私たちは創業以来約300年、社寺や数寄屋などの伝統建築を中心に、さまざまな石工事を行ってきました。
お堂を支える基壇や石積み、聖域を成す鳥居や玉垣。または狛犬・石仏・灯篭などの石彫刻や、石碑・供養塔など。多種多様な希望に応えるべく、石材加工や現場の施工技術にも研鑽を積んできました。
練られた設計プランを実現するために。それぞれの熟練技術者や職人たちと連携し、加工から施工までの流れを一貫して管理。無理や無駄のない、最高の石造りをめざし、推し進めます。

幅広く専門技術と連携するつなぐ力

石材加工は内容に応じて、国内外で行います。庵治や大島などの銘石をはじめ、各地石材産地の工場にて。外国産御影石や大理石などは海外貿易に長けた石材専門商社を活用します。さらに仕上がりの差が際立つ石彫刻は、国内の伝統工芸士に直接、制作を依頼しています。
現場施工は、建築・鳥居・墓石など、それぞれに技術が異なり、最適な職人を選出します。石材だけでなく、土木工事・金属加工・足場建設・クレーンなど、数多くの専門技術をつなぐことで、“想い”が籠もった、私たちの石造りは実現します。

受注から完成まで
01.ヒアリング
はじめに、お客様が石造品を製作する意図や目的、解決したい課題をお伺いします。完成のイメージや写真があれば、お持ちください。具体的な大きさや、完成予定日、ご予算など、丁寧にヒアリングを行います。
02.現地の実測・調査
施工予定地の広さ・高さ・地盤の状態・搬入経路・使用可能な機材などを、現地での実測調査を通して入念に確認します。施工条件によって手間が変わるため、職人も交えて、想定されるリスクなどを事前に打合せます。
03.基本プランの作成
ヒアリングした内容を踏まえ、独自で調査を行い、イメージを具体化させます。過去の施工事例も加味し、それらから抽出されたエッセンスを基に、複数のデザインラフを描き、新たなプレミアム性を加えた基本プランを作成します。
04.図面制作
デザインを実寸法に合わせて図面化。形状や施工に無理がなく、安全で耐久性に優れ、使い勝手の良い石づくりを第一に考えます。加工や施工技術者の声も参考にブラシュアップさせ、アイデアや重要なポイントを書き込み、具体的で分かりやすい図面を作成します。
05.プレゼンテーション
作成した各種図面と関連の資料を基に、企画案をご提案致します。使用予定の石の仕上がり見本と共に、お見積り内容をご説明します。プレゼンテーションを通して確認や修正を行い、より的確な石造計画を練り上げます。
06.ご成約
石像計画案の決定後にご成約。通常、最終お見積り金額の約3分の1をお手付金として頂戴しております。
07.石材選出・加工作業
最終図面を基に、パーツごとの加工図面が作成され、寸法と仕上げについての細やかな確認を終えて、加工作業が始まります。これに先行して、石材の選出も行われます。加工の途中においても、写真チェックや仕上がりの確認を随時行い、慎重に作業が進められます。
08.検品
工場から弊社に届いた石材は、全て梱包から出して、最終検品を行います。石材の欠けや加工間違い、汚れ等を念入りに確認し、問題が発覚した場合は、迅速に対応します。
09.施工
いよいよ施工。現場では、「安全第一」に徹し、工事を進めます。現場の状況によって、急な変更が必要となることもありますが、臨機応変に対応します。
10.完成・お引渡し
完成した石造品をお客様にお引渡し。お取り扱いの注意点などをお伝えします。後日施工工程の写真をまとめた現場ファイルをお渡しすることもできます。