真壁石(茨城)
関東を代表する御影石、耐久性にも優れた真壁石
真壁石は、茨城県桜井市真壁地区で採石される花崗岩です。この一帯は古くから良質な花崗岩の産地として知られ、明治までは「常陸小みかげ」と呼ばれていました。
白色系の石材ですが、青味の強いものほど高級品とされています。永く品質劣化しない石材と言われています。硬質で吸水率が低く、結晶の変化が美しく自然焼けしない点も特色です。
赤坂離宮にも使用されている石材で、関東地区を中心に、国産みかげの代表として知られています。青みを帯びた優しい色目が特徴で、経年により青みが一層増してきます。風化しにくいながらも、使うほどに味が出てくるのが、真壁石の魅力です。吸水率は低くはありませんが、水はけが良く、美しい石目が長年お楽しみいただけます。