大島石特級(愛媛)
青みがかった細かい石目が美しい、大島石
大島石は、瀬戸内海の大島で採石されます。 江戸時代から美しく堅牢な石として知られてましたが、採石技術の未熟さ、搬出の難しさなどから、一部の人だけが知る銘石でした。 しかし明治、大正、昭和にかけての技術進歩と機械化等により採石量が増え、高級墓石材として全国に知られるようになりました。
大島石の特徴の第一は、石目が青く細やかなこと。 青磁の肌を思わせる気品から「石の貴婦人」と呼ばれています。 また、石の堅さ吸水率の低さは、国産花こう岩の中でも一、二を競い、まさに百年品質の名に相応しい石です。